構築に至る経緯
最近ポケモン剣盾にハマりだしたスミオです。
今回はポケモン剣盾ダブルバトルのシーズン16で使用したパーティを紹介します。
最終レートは1814だったのでそこまで弱くはないはずなので、見ていただければ幸いです。
まずは伝説ポケモンとして、高耐久かつ高火力で特性も実質2つある白バドレックスを使いたいと思い選定。(あとダイマックスするときに青く光るのがカッコいい)
氷技の通りも悪くなく、グラードンやカイオーガなどを軸とする天候パに対してもダイアイスで天候を書き換えることが可能なため環境に刺さると考えた。
しかしながらトリックルームを用いた戦法では、ちょうはつ持ちやトリル対策を行っているパーティには簡単に止められてしまい、また晴れパ構築に多いコータスが重くなってしまう。そこで思いきってAS極振りにしてスカーフを持たせた地雷白バドレックスを使おうと思いつき構築スタート。
おいかぜ要因としてエルフーン、トリックルーム偽装要因としてポリゴン2を確定とし、ザシアンに対して厚くするためにガオガエン、レジエレキを採用。またソルガレオやメタグロスに対して強く、ダイマックスしなくても強いウーラオス悪を採用した。
パーティ紹介
白バドレックス
【技】まもる、ベビーボンバー、ブリザードランス、10まんばりき
【持ち物】こだわりスカーフ
【実数値】176(4)-217(252)-170-*-150-112(252)
【特性】じんばったい
地雷枠①。こだわりスカーフで予想外の動きをして相手を翻弄する。
最速スカーフにすることで100族よりも上をとることが出来るため、サンダーやリザードン、ウーラオスに対して上からブリザードランスを打つことができる。
ダイマックスした際はこだわりスカーフの効果は解除されるが、それでも追い風下において黒バドレックスを抜くことができる。
先発で出すと特性の発動順で素早さがバレてしまうため、後発で相手を一掃するのが役割となる。
ポリゴン2
【技】まもる、シャドーボール、トライアタック、10まんボルト
【持ち物】しんかのきせき
【実数値】191(244)-*-110-170(236)-115-84(28)
【特性】ダウンロード
地雷枠②。ほぼHC特化で初手からダイマックスして相手を殴っていく。トリックルーム読みで相手のちょうはつを誘えたり、高火力の技を受け切って返しで倒したりと非常に強く、またダイアタックによってS操作も可能とする。
ダイホロウで相手の防御を下げたり、ダイサンダーであくびを無効化したりと何かと便利で白バドレックスとは相性がいいポケモンと感じた。
Sは追い風下で最速100族抜き調整。エルフーンと並んで出すことが多い。
エルフーン
【技】まもる、おいかぜ、すりかえ、ムーンフォース
【持ち物】だっしゅつボタン
【実数値】167(252)-*-106(4)-97-95-184(252)
【特性】いたずらごころ
おいかぜしてパーティ全体の素早さをサポートする。白バドレックスがいるおかげでこいつもトリックルーム要因として警戒させることが出来るためだっしゅつボタンが読みづらいと思われる。だっしゅつボタンは、セキタンザンやソルガレオなど自発的に弱点保険を発動させるパーティによく刺さる。
ねこだましで何もせずに脱出してしまうのが嫌だったのでまもるを採用した。
基本的にはおいかぜからだっしゅつボタン発動で白バドレックスにつなぐのが理想。
レジエレキ
【技】まもる、ボルトチェンジ、10まんボルト、エレキネット
【持ち物】いのちのたま
【実数値】155-*-70-167(252)-71(4)-252(252)
【特性】トランジスタ
相手パーティの削り役と最後の詰め役として活躍するほか、エレキネットによるS操作もできる優秀なポケモン。白バドレックスが苦手とするザシアンやガオガエンに対して技の通りがよく、積極的にダイマックスして相手を倒していく。
ちなみに耐久無降りザシアンであればダイサンダーでワンパンできるし、A降りザシアンでもガオガエンで威嚇があればきょじゅうざんを耐えることができる。
ソルガレオやダイマックスしている相手にはボルトチェンジでダメージを与えつつ、ポリゴン2やガオガエンで受けてサイクルを回す。
ウーラオス悪
【技】みきり、あんこくきょうだ、インファイト、ふいうち
【持ち物】きあいのタスキ
【実数値】175-182(252)-120-*-81(4)-163(252)
【特性】ふかしのこぶし
白バドレックスが苦手とするメタグロスやソルガレオ、ディアルガ、ラプラスに対して弱点を付ける。きあいのタスキを持たせることで行動保障が得られ、環境に多いダイジェットにも確実に耐えて反撃することが出来る。
ガオガエン
【技】フレアドライブ、バークアウト、ねこだまし、すてゼリフ
【持ち物】シュカの実
【実数値】202(252)-135-123(100)-*-143(156)-80
【特性】いかく
いかくで相手の物理アタッカーを弱体化したり、すてゼリフによって白バドレックスを降臨させる。サイクルを回すことが最優先だったため耐久に全ぶっぱして、バークアウトも採用した。
また晴れパのフシギバナに役割を持つためにDに厚くふりシュカの実を持たせた。
HBはようきザシアンのインファイトを威嚇込みで耐える。
選出
基本選出
先発 ⇒ エルフーン、レジエレキorガオガエン
後発 ⇒ 白バドレックス、ウーラオスorポリゴン2
エルフーンでおいかぜをはりつつ、レジエレキのボルトチェンジなどで相手に負担をかけていく立ち回り。交代先は白バドレックスでだいたいの攻撃を耐えることができる。
白バドレックスを追い風下で場に出すことが出来れば、そのまま4タテも狙うことができ、狩り残した相手については後発のウーラオスで処理をする。
白バドレックスが相手のパーティに刺さっている場合はより安全に場へ出すため、ガオガエンのすてゼリフを経由するといい。
相手にソルガレオやザシアンがいる場合は、白バドレックスが止まってしまうので試合プランをしっかりと考える必要がある。
対 グラードン+リザードン 軸の晴れパ
先発 ⇒ ポリゴン2、エルフーン
後発 ⇒ 白バドレックス、ウーラオス
ポリゴン2のトリックルーム警戒で、初手からリザードンのような超攻撃型のポケモンを誘いやすい。ポリゴン2がダイマックスをすれば、晴れ下のキョダイゴクエン+だんがいのつるぎをだいたい耐えることが可能であり、おいかぜ下ではリザ+グラの上をとることが出来る。
ダイサンダーもしくはダイアタックでリザードンを削り、だっしゅつボタンで出てきた白バドレックスがブリザードランスで起点にする。
対 イエッサン(テテフ)+黒バドレックス
先発 ⇒ 白バドレックス、レジエレキ
後発 ⇒ ウーラオス 、?
イエッサン+黒バドレックスの並びに対しては、エレキネット+ブリザードランスで黒バドレックスを倒すことができる。サイコフィールドとじんばったいの発動順でこちらのスカーフがバレてしまうが、相手からしたらどうすることもできないので問題ない。
一応、カプ・テテフがスカーフを持っていてもレジエレキが抜けるので問題ないが、黒バドが持っていた場合は、レジエレキよりはやくアストラルビットを打たれて両方死んでしまう。黒バドレックスのスカーフは事故としてあきらめることにした。
対 トリルパーティ
先発 ⇒ エルフーン、レジエレキ
後発 ⇒ ガオガエン、?
このパーティはトリックルームにめちゃめちゃ弱いため、可能であればトリックルームをさせないようにエルフーンのすりかえによってトリル要因を脱出ボタンで飛ばした。
ねこだまし+トリル や、このゆび+トリル の場合はポリゴン2+ガオガエンを先発にだしてトリックルームのターンをしのいで勝つしかなった。
白バドレックス軸のトリルパーティが重くて草生えた。
最後に
個人的に偽装パーティは好きで、使っていて楽しいです。特に霊獣ランドロスやサンダーの上からブリザードランスを打つのは爽快でした!今回のスカーフ白バドレックスは相手にとっては予想外だと思うので相手のプランを壊すことができますし、特性しろのいななきで攻撃力が上がることから抜き性能もあって強さを感じました。
シーズン17は最終レート1900を目指して遊んでみます。
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